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Bug(バグ) #3445

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Task(タスク) #3403: OpenPNE の既存のテストコードが正常に動作するように修正を行う

#927 の修正によって無関係なCommunityMemberインスタンスが解放される問題の回避

Youichi Kimura さんが約11年前に追加. 7年以上前に更新.

ステータス:
Won't fix(対応せず)
優先度:
Normal(通常)
担当者:
対象バージョン:
開始日:
2013-10-09
期日:
進捗率:

0%

予定工数:
3.6 で発生するか:
Unknown (未調査)
3.8 で発生するか:
Unknown (未調査)

説明

Overview (現象)

Doctrine_Record::free() メソッドには https://gist.github.com/upsilon/6896385 のような Doctrine のバグと思わしき現象が存在している。
#927 でのメモリリーク改善のために行った d6956cde880be65aefc802e01b070bb9d054145f の修正は CommunityTableTest.php などのテストコードでこの現象を引き起こしており、例えば下記のようなコードを実行するとエラーが発生する。

$communityMember1 = Doctrine_Core::getTable('CommunityMember')
  ->findOneByCommunityIdAndMemberId(1, 1);

Doctrine_Core::getTable('CommunityMember')->isMember(1, 1);

print $communityMember1->community_id; // エラー

Way to fix (修正内容)

この問題を根本的に解決するためには Doctrine 自体に手を加える必要があるため、ここでは不具合の回避のための修正を行う。具体的には #927 で行ったメモリリーク改善の効果を落とさないように CommunityMember オブジェクトに対する free() メソッドの呼び出しを最小限に抑えるための修正を施す。


関連するチケット 2 (0件未完了2件完了)

関連している OpenPNE 3 - Backport(バックポート) #3446: #927 の修正によって無関係なCommunityMemberインスタンスが解放される問題の回避Invalid(無効)Youichi Kimura2013-10-09

操作
関連している OpenPNE 3 - Backport(バックポート) #3467: #927 の修正によって無関係なCommunityMemberインスタンスが解放される問題の回避Invalid(無効)2013-10-09

操作

Youichi Kimura さんが約11年前に更新

  • 説明 を更新 (差分)
  • ステータスNew(新規) から Accepted(着手) に変更

Youichi Kimura さんが約11年前に更新

  • ステータスAccepted(着手) から Pending Review(レビュー待ち) に変更
  • 進捗率0 から 50 に変更

更新履歴 aebd70f001af18f67cbcbcf9dbdda0cbac853e1c で適用されました。

Youichi Kimura さんが約11年前に更新

更新履歴 b5440f002e0925dbb0a10f659db1e8a85eea5d27 で適用されました。

Shinichi Urabe さんが約11年前に更新

  • ステータスPending Review(レビュー待ち) から Rejected(差し戻し) に変更

修正を確認しました。修正自体は問題ないと思います。

管理画面からの特定コミュニティへの全員参加ボタンの動作の処理速度を念のために確認しました。

  • 条件
    • 1040名のユーザを特定のコミュニティに一括参加
    • xhprof 0.9.3 で計測
    • 環境 php 5.3.27
  • 修正前
Total Incl. Wall Time (microsec) 12,627,795 microsecs
Total Incl. PeakMemUse (bytes) 8,040,072 bytes
Number of Function Calls 1,936,440
  • 修正後
Total Incl. Wall Time (microsec) 10,833,694 microsecs
Total Incl. PeakMemUse (bytes) 9,361,328 bytes
Number of Function Calls 1,773,829

差し戻し点

CommunityMemberPositionTable::getPositionsByMemberIdAndCommunityId() 内の処理で Doctrine_Query::fetchArray() を使うように変更されましたが、hydration mode を Doctrine_Core::HYDRATE_NONE にした方が効果的ですので、そちらを使うようにしてください。

Youichi Kimura さんが約11年前に更新

  • ステータスRejected(差し戻し) から Pending Review(レビュー待ち) に変更

更新履歴 da55e3f947c741751a9f30de51710b67b9ca70ed で適用されました。

Youichi Kimura さんが約11年前に更新

da55e3f9 について:

Doctrine_Core::HYDRATE_NONE を使用した場合に、下記のようにメソッドが実現する処理に対して記述が冗長になることや Doctrine_Query を使用するメリットが見出だせなかったため、Doctrine_Connection で直接 SQL クエリを実行する修正にしました。

  public function getPositionsByMemberIdAndCommunityId($memberId, $communityId)
  {
    $query = $this->createQuery()
      ->select('name')
      ->where('member_id = ?', $memberId)
      ->andWhere('community_id = ?', $communityId)
      ->setHydrationMode(Doctrine_Core::HYDRATE_NONE);

    $results = array();
    foreach ($query->execute() as $row)
    {   
      $results[] = $row[0];
    }   

    $query->free();

    return $results;
  }

Shinichi Urabe さんが約11年前に更新

  • ステータスPending Review(レビュー待ち) から Rejected(差し戻し) に変更

Youichi Kimura は書きました:

da55e3f9 について:

Doctrine_Core::HYDRATE_NONE を使用した場合に、下記のようにメソッドが実現する処理に対して記述が冗長になることや Doctrine_Query を使用するメリットが見出だせなかったため、Doctrine_Connection で直接 SQL クエリを実行する修正にしました。

[...]

コメントありがとうございます。

こちらですが、記述は確かに冗長になりますが、OpenPNE のソースで Doctrine::HYDRATE_NONE という文字で検索してもらえれば、チューニングの対応として使っていることが確認できるかと思います。
また、一部あるようですが、OpenPNE のソース上で SQL を直書きしている箇所は少ないのと、SQLで書くと event listener が使えなくなりますので、特別な理由がなければ、可能な限り Doctrine_Query を使った方がよいと思います。

Youichi Kimura さんが約11年前に更新

  • ステータスRejected(差し戻し) から Pending Review(レビュー待ち) に変更

更新履歴 27853bc54918d78ae098fef478e9e971448f04b1 で適用されました。

Shinichi Urabe さんが約11年前に更新

  • ステータスPending Review(レビュー待ち) から Pending Testing(テスト待ち) に変更
  • 進捗率50 から 70 に変更

レビューOKです

kaoru n さんが7年以上前に更新

  • ステータスPending Testing(テスト待ち) から Won't fix(対応せず) に変更
  • 対象バージョンOpenPNE 3.9.0-old から OpenPNE 3.9.0 に変更
  • 進捗率70 から 0 に変更

OpenPNE 3.8.9 にて対応済みであったため、対応せずとします。

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